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吉田園は八女茶発祥の地である九州福岡は八女市黒木町という由緒ある茶産地に位置し、日々お茶の生産に力を注いでおります。吉田園の製茶工場は3拠点。その生産量は最大1日11トン。西日本最大級の生産規模を持ち、品質を管理維持した商品を継続的に提供できるということを、当社の一つの大きな誇りと使命としております。
緑茶工場21は大型ロットにも対応可能な仕上工場。
大型のラインですが、構成は上級茶を仕上げる複雑な工程をそのままスケールアップしたラインであり、様々な火入機を設備していることにより、様々な香味のお茶の製造にあたっております。
また、火入やブレンドを行う工程を専門的に分けているため、各行程がひとつのことに注力できる仕組みとなっております。
ゆえに雑味の少ない美味しいお茶を大量に供給出来ます。
お客様の必要とされる製造量に対して同品質のものをスピーディーに提供できるよう、日々努めております。
当社では、あらゆるニーズに応えた茶葉を大量生産できるよう、オーダーメイドの製造機械を独自開発し、システム化された中で、湿度・温度管理を徹底しながら仕上げて行きます。
安全、且つ目標の香味となる製品を製造できる様、教育(官能検査、機械のメンテナンス、食品防御等)を受けた製造担当者が、管理されたオートメーションの中で官能検査を実施しながら、お茶の加工を行います。
その様にして出来上がった最終製品を、今度は複数の営業担当者が再度官能検査し、合否判定を行います。
営業担当者についても、原料荒茶の調達から最終製品の合否判定までが出来る様、官能検査教育を行っています。
この試験に合格した茶葉だけをお客様の元へお届けします。
お茶は火入れが命。熟練の茶職人技が見るこうした厳しい火入れと官能検査の繰り返しをすることで、
製品のブレが少なくなり安定した品質で、お客様から求められた製品規格値に合わせていくことができるのです。
吉田園の自信のお茶がこうして仕上がります。
弊社では、現代社会で必要とされる食品の安全を守ることが食品会社の使命だと考え、2013年に緑茶工場21は内部整備を行い厳しい要求事項に適合しISO 22000の認証を取得し商品の安全・安心に取り組んでまいりました。
そして、この取り組みを強化しより厳しい規格要求事項に適合したFSSC 22000の認証を2021年11月に取得しました。
取得後も継続的な改善を行い、製造体制や食品安全を向上して行くことが素晴らしい商品をお届けできる原点と考え、社員一丸となって取り組んでいます。
八女茶産地に製茶工場を持ち、お茶を知りつくした吉田園だからこそ、全国のお取引先様からのあらゆるニーズにお応えして参りました。
八女を代表する玉露、かぶせ茶、煎茶、有機栽培茶、ほうじ茶など、多種多様な緑茶。
伝統的な急須で入れるお茶から、手軽なティーバッグ製品のお茶まで。
商品にいたっては、包装や缶詰、パッケージ、シール貼りまでの一貫包装工程をするため、一般的な店舗に並ぶ商品として消費者の皆様にすぐにお届けできる形まで仕上げて、納品することができます。
伝統的なお茶づくりの熟練の技が様々なお茶を作り上げ、いろいろな商品へと仕上げていく一貫製造ラインがこの本社工場には設備されているのです。
吉田園は抹茶工場を1998年に建設。永きにわたって八女抹茶製品を作り続けております。
抹茶工場には、石臼50台、有機専用石臼5台があり御点前に使う高級抹茶だけではなく、お菓子などの食品、飲料、健康食品、化粧品等多岐にわたってご利用いただいております。
福岡県内の委託農家で栽培している茶園を保有する事で自社抹茶の生葉生産から製造まで一貫できる体制を整えております。
また、契約委託農園として保有する、熊本県菊池の有機栽培抹茶用茶園に関しては、製造量が限定される中で、お客様のニーズに合わせ、自社抹茶工場の有機専用石臼を使い、管理の行き届いた状態で有機抹茶の提供をしております。
2019年より本社第3工場の稼働を開始しました。
本社第3工場ではボールミルによる抹茶の大量加工を可能にしています。
又、粒度測定等の品質管理により安定した品質を実現しています。さらに弊社はジェットミル(外注)による加工も可能です。